バイク界では、手始めに買うなら原二が最強であるといわれる。何がどう最強なのか興味のある方はググっていただきたい。要するにバイクならでの便利さを最大限享受しながら金がほとんどかからないということである。趣味でなく、生活を便利にする足として買うなら最強であるといわれている。
で、これに対する個人的意見だが、まさにその通りである。自分は多摩地区に住んでいるが、ホムセンやらスーパーやら図書館やら、家から数キロのところに便利な施設が点在しているような環境だとこれ以上の乗り物はない。逆にこれがあれば、家からちょっと離れたところにある便利な店にも気軽に行けるようになって生活の幅が広がる。完全に自転車の上位互換である。最初はヘルメットをいちいち被るのがめんどくさいんじゃないかと思っていたが、そんなことはない。
ただこれが都心で使えるかというと、かなり話が変わってくる。都心における原二(というかバイク全般)最大の弱点は駐輪場がないことである。店舗に停めるにしたって、原一までは自転車扱いだけど原二以上は車と同じで有料だったりすることが多い。駐車料金なんぞいちいち払っていたら原二のメリットは完全に消える。したがって都心にはバイクの違法駐輪があふれている。これも緑のおじさんに取り締まられれば9000円だ。やってられない。
したがって巷で言われる原二最強説は都心および大きな駅周辺では残念ながら通用しない。個人的に友人がみなアーバンライフ満喫してる勢なのでバイクの便利さを全く伝えられないのが惜しいが仕方ない。しかし自分は都会嫌いなので今後もカブちゃんを手放すことはなかろう。どうせ壊れないし。
どうでもよいが、車もバイクも耐久性が高すぎる業務用のを買ったので、結局死ぬまで乗り換えない可能性もある。まあそのうち電気自動車しか認められない世の中になるかもしらんけど。